このダックパンツコーデの市川が履いてたら可愛いと勝手に思う靴5選

僕ヤバ

2024年10月13日に『僕の心のヤバいやつ』の作者、桜井のりお氏のXアカウントが主人公たちによる日常的な光景をポストしていました。

ところが市川の靴の感じだけが絶妙(?)に判りづらい内容になっています。
そこで折角なので(?)彼のコーデに合いそうなもの…ひいては作者の考えたであろうコーデの完成イメージをとりあえず勝手に思い描くというだけのハナシです。どうかご寛容ください。

首元の広めなクルーネックのカットソーにオーバーサイズのスタジャンを抜き襟(ドロップショルダー)で羽織ることで、すべてカジュアルなパーツでありながら少しフェミニンかつモードな雰囲気を漂わせています。

しかしこの作者は本当に抜き襟が好きなようです。今回は抜き襟ツーショが完成しています。
そこに(チノでなく)落ち感のない男性的なダックパンツの硬い生地をボトムスに持ってきています。

モード×カジュアルなだけでなく、フェミニン×マニッシュのバランスが彼のキャラクターをよく表しているようで興味深いところです。

…というわけで取り敢えず靴にかんしては以下のことを踏まえて考えます。

  • スタジャンの着こなしを拾うような綺麗め&黒寄りのモノトーンで締める
  • ウォレットチェーンとダックパンツに負けないようなボトムスの力強さを受け止める

Nike(ナイキ)のAirMax(エアマックス)の王道モデル、95や97のブラック系統のカラーであれば細かいことは不問ということで…
※その時々によって色々バージョンがあるので。

程よいボリューム感がパンツに合いつつ、モノトーンで綺麗目にバランスを取ることができます。

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Converse(コンバース)のこれも王道、AllStar(オールスター)のローカットの黒。
①のNikeよりも価格を抑えられ、どこでも手に入り易いのでより現実的でしょう。
※USでなくとも良いと思います。
中高生が履いていても悪目立ちしないところもポイントです。

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シンプルさが持ち味のVans(バンズ)のスリッポンですが、通常のキャンバス素材のものをダックパンツの硬いコットン生地に合わせると、下半身の印象がのっぺりしてしまいます。

それよりも少し価格は上がりますが、スケートスリッポンの上品な起毛感であればシンプルなのにメリハリがつきます。
全体的にもスタジャンの(メルトン系の)ツヤっぽい素材感を拾ってバランスが良くなります。

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Redwing(レッドウィング)の黒いモックトゥであれば、程よいボリューム感が太いダックパンツに合いつつ、綺麗目にバランスを取ることができます。

ここでは敢えてオールブラックの8133を推しますが、オーソドックスで白いワンピースソールを装着した8179(通称「黒セッター」)でも(少し往年のアメカジ風にはなりますが)負けないぐらいコーデとの相性は良いと思います。

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以上のチョイスで問題になるのは中高生にとっての価格帯で、近年(2024年時点で)の全面的な値上がり傾向が追い討ちをかけており、特に④のRedwingなどは値上がり幅の大きなものです。

①の独特なデザイン性を廉価品に求めるのは難しいのですが、②〜④であればファストファッションで(遠目に)似たものが季節ごとに散見されます。

それらのほうがキャラクターの設定上現実味があるのかもしれません。

この記事では男子側の靴の想像だけつらつら書いてきましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

文字通り現実に近いリアルクローズの装いを描く漫画家は基本的にお洒落好きなのだと思います。
また個人的にこの作者からはカジュアル寄りの好みを感じます。

こうして連載中の作品世界を作家個人の手によって現実世界や時代の装いにリンクさせられるのは1つの特権であり、X(Twitter)のタイムラインで作品内外のイベントを多面的に随時発信するという独特なマーケティング形態をもつ本作に於いては尚更なのかもしれません。

ともあれ、それらすべてが紛れもなくその時々の作家による世界の切り取りの一部なのですから、そこから色々と思いを馳せるのも、いち読者としても楽しい機会であるのに間違いありません。

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